大学の再受験は現役生と比べても、よほどの根気と覚悟がないと成功しないと言われていて、実際に途中で挫折してしまう方も多くいらっしゃいます。
いばらの道を自ら選んで夢を掴もうとする社会人の方々の考えや、挑戦した理由をご紹介していきます。
今迷っている方々も、同じ気持ちで頑張る仲間がいると思って強い決心で臨みましょう。
世界や視野を広げたい。
狭い環境の中では考え方が凝り固まってしまうため、例えば県外へ出てみたり海外へ行ってみたり、これまで自分の知らなかった環境に身を置くことで、文化の違いを肌で感じたり、価値観の違いを受け入れたりして、自分の世界をもっと広げたいと考えているようです。
人生の選択肢を広げたい。
レベルの高い大学へ行けば行くほど学歴の評価は上がり、就職にも有利になってきます。
勉強が全てではありませんが、やはり学歴は自分の自信につながりますし、人を判断する一つの指標なのは間違いありません。
そして、大学へ行くことで資格を得れば、更に出来ることは増えていきます。
自分の思い描く人生の為に選択肢を広げたいと、受験する方が多いです。
人脈を広げたい。
特に都心の有名大学は全国から様々な学生が集まるので、これまで自分が関わりを持たなかったタイプの人と出会えたり、方言などの文化の違う人たちと関わることが出来ます。
友達が増えるごとに、縦も横も一気に繋がりが生まれていくのが大学です。
同じ将来を目指す仲間が増えることも、切磋琢磨して自分への成長に繋がると考えているようです。
よりレベルの高い大学へ行きたい。
以前に別の大学を卒業したけれど、もっと上のレベルの大学へ行きたいと思ったり、第一志望に再び挑戦したいと考えたりして、リベンジ受験の方もいらっしゃいます。
折角受験するならばと、一気に偏差値を上げて最難関を目指す人も少なくありません。
高校時代にあまり勉強に力を入れなかったことに、後悔している方も多いようです。
やりたいことが見つかった。
一度社会に出て仕事をしていく中で、やはりもっと多くのことを学びたい、仕事に関する分野を極めていきたいと考え、進学を望む人が多いようです。
社会での自分の力不足を実感したり、これまでになかったことに興味を持つようになったりと、日常で多くの刺激を受けたことで、初めてやりたいことが見つかった方も多いのです。
新しい刺激が欲しい。
人生には刺激が大切！ということで、仕事や家事だけで一日が終ってしまうのではなく、マンネリ化した日常を打破したくなったり、環境を変えてみたくなったり、新しい自分を探したいと思ったりした時に、再受験が頭に浮かんだそうです。
きっかけとしても、将来性を考えても、決して無駄にならない挑戦だと思います。
自信を持って生きたい。
難関大学に挑戦すること自体、頑張った自分を誇るには十分すぎる経験ですが、さらに
「自信がなくて社会に上手く溶け込めていない自分を変えたいと思った」、「再受験をして学歴を手に入れ、また資格を手に入れて正々堂々と社会貢献したいと思った」と、答える方も多数いらっしゃいます。
勇気を持った行動と結果が結びついた時には、きっと成長した自分がいるはずです。
とにかく医者になりたい。
中でも医学部受験生は「医者になりたい」という明確な目標をもとに決意しています。
自分の闘病経験や社会情勢、テレビドラマの影響など、医者という職業に憧れを抱いて自分もそうなりたいならば、医学部へ行って国家資格を得るしか道はありません。
過去の医学部受験の失敗からリベンジする方も多いです。
特に感染症が流行したことをきっかけに、この傾向も強くなったと思います。
親の跡を継ぐ決心がついた。
元々医師家系や実家が開業医でありながらも、当時は医者になりたくないと別の道に行き、やはり後を継ぎたいと思い直して医学部へいくパターンもあります。
親の気持ちを考えたり、他の職業に就いたからこそ医者の魅力に気が付いたりしたそうです。
現役生でも、代々医者家系で当たり前のように目指したという方も多いです。
2度目の受験だからこそ得られるものがある。
現役生だったら若さで耐えられなかったことも、社会に出て苦労したり揉まれたりしたことによって耐性がつき、勉強を頑張れるようになったり、目標を達成出来たりするという強みがあります。
特に勉強が大変とされる医学部も、仕事の大変さに比べたら勉強なんて・・・と頑張れたりするようです。
– まとめ
社会人として経験してきた年月は、決して人生の遅れにはなりません。
寧ろその経験があるからこそ、実りある学校生活を送り、やがて社会でより一層輝く人になれるのだと思います。
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