医学部受験コラム

医学部の6年間はいったいどんな生活になるのだろう?入学後のキャンパスライフへの不安を一気に解消し、石になるための心の準備を始めていきましょう!

他の学部と比べて6年間という長いキャンパスライフが約束されている医学部生。
いったい6年かけてどのようなことを学んでいくのか?実際の勉強などはどのくらい大変なのか?など、授業や試験への心配事がたくさんあると思います。
現役の医学部生に実情をリサーチしてきましたので、これを読んで今から心構えをしていきませんか?

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1年次の授業は?

1年生では、主に一般教養を学んでいきます。
最初から医学に関することが始まると思っている方は、肩透かしを食らった気分になるそうですが、中には2年生までもこの一般教養が続く大学もあります。
学校ごと科目の特徴はありますが、理系の物理や化学、数学の他にも、外国語や日本の歴史などもあり、他の学部生と一緒に学ぶことが多いようです。

2年次の授業は?

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2年次にはいよいよ医学部らしい勉強が始まります。
「基礎医学」から進み、ほとんどの大学が2年時に「解剖学」を行います。
実際にご献体を解剖して人体の構造を学びますが、実はこの解剖実習を行うのは医学部だけなのです。
また、有機科学や生物、組織学などの発展的な内容を学んでいくので、高校生は生物や化学を選択しておく方が有利です。

3年次の授業は?

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「基礎医学」に加えて「臨床医学」が始まります。
臨床医学では臓器別での学習が中心となり、例えば耳鼻科、消化器内科、産婦人科とそれぞれの科でまとまった時間集中して学習していき、試験を行って次の科へ・・・と繰り返していく流れです。
過去問から出題されることが多いのですが、クセのある科では難解問題が出されるため注意してください。

4年次の授業は?

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4年次は20科目以上の試験地獄に直面していきます。
連日の試験は2か月以上にも及び、過去問対策に取り組みながら、中には体調を崩す人も出てくるようです。
徹夜での学習も珍しくないと言われています。
また、この年には5年次の実習に向けてCBT、OSCEと呼ばれる試験を受けることになります。
この試験で全国の医学部生と競い合い、知識問題と実技試験が行われます。

5年次の授業は?

実習の時間は科によって異なり、午前だけの場合もあれば、一日かけて手術を見学することもあります。
立って見学することが多いので体力勝負となります。
また、実習では教授に質問されることもあるため、事前に科の内容について予習しておくことをおすすめします。
意外にも威圧的な医師は少なく、優しく接してくれるそうです。

5年次の就活は何をする?

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医学部は5年次には就職活動を開始する人がほとんどです。
実習の傍ら将来について考え始める人が多く、医学部の就職は「マッチング」というシステムで行われるため、人気の病院を狙う場合は病院見学にいってアピールする必要があります。
5年次には試験が無いため、実習以外の時間をこうして就活に有効活用したり、アルバイトや遊びに尽力したり、自由に使っているようです。

6年次の過ごし方は?

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5年の終わりから6年の6月頃まで選択実習があり、この時期に自分の興味のある科を絞って再度実習に行ったり、就活をかねて県外の病院で実習を行ったりします。
実習後は先述したマッチング試験(就職試験)があり、夏に希望する病院で試験に参加します。
これが終わればいよいよ卒業試験と国家試験への勉強まっしぐらです。
国試の合格率は9割ですが、油断は禁物です。

サークルや部活動でのコミュニティはどんな感じ?

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1年次は教養の授業で他学部生とも交流があったりしますが、2年次からキャンパスが離れてしまうパターンが多く、必然的に学部内の付き合いが濃くなっていきますので、医学部生のみで構成された部活動やサークルに参加する人が多いです。
また、サークルや部活動に入ることで交友関係が広がり、終活の情報交換が出来たり、先輩から過去問を貰えたりと、勉強にも有利に働くことがあるようです。

医学部生のアルバイト事情とは?

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生活費を丸々補うほどの稼ぎは難しいかもしれませんが、自分のお小遣いを稼ぐくらいの気持ちでなら、勉強とアルバイトの両立は可能です。
学力を活かした家庭教師や塾講師は時給が高いことでとても人気です。
医学部生ブランドを活かして、時給5,000円の家庭教師をしているという強者もいるくらいです。
勉強が忙しい分、短時間で効率良く稼ぐことが重要ですね。

日々の勉強時間を大切にしてください。

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受験勉強が終わっても、遊んでばかりの楽しいキャンパスライフと言うよりかは、入学後がまた新たなスタートとして勉強の日々が続いていきます。
今の勉強癖を維持していかないと簡単に留年の危機に立たされてしまいますので、サークルやアルバイトをしつつも、試験期間以外でも日々の勉強時間を確保することを忘れないで下さい。

– まとめ

医学部入学はゴールではなく医師になるためのスタートラインとなるので、勉強はずっと続いていきます。
最終的に素敵な医師として活躍する姿を想像して、モチベーション高く頑張っていきましょう。
MEDICPLUSGATEは社会人の医学部受験予備校として全力でサポートしていきます!