医学部受験コラム

医学部に合格したらやらなければならないこととは!?合格後も社会人受験生は大忙しです。

医学部に合格したら、喜びに浸る時間も大切ですが、社会人にとってはやらなければならないことがたくさんあります。
合格を手にした後にやるべきことと、やった方が良いことをまとめてみました。
受験対策も必要ですが、合格後のことも一度じっくりと考えてみてください。

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職場への報告。

出来れば受験を決意した際にも伝えておくことで、仕事の融通を利かせてもらいやすかったり、受験の際に休みが取りやすかったりメリットはたくさんあるのですが、なかなか言えないという環境の方も、合格した時には仕事を辞める選択をする方が多いのと思いますので、まずは合格と退職の意向を伝え、仕事の引継ぎなどを行う必要があります。
合格発表から入学までの期間があまりないパターンもあるので、退職届をどのくらい前に提出しなくてはならないのか確認しておきましょう。

家族との生活スタイルを検討しておく。

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配偶者や子供がいる方は、入学後にこれまでと全く違う生活スタイルになるため、今後について家族とよく相談する必要があることはたくさん出てくるはずです。
医学部生でありながら家庭を維持するのは想像以上に大変なことなので、勉強優先でやっていけるように家族の理解と協力を得ることが大切です。

勉強に必要なパソコンやiPadを購入する。

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論文を書くためのパソコンや、レジュメを整理するためのiPadはあるととても便利ですし、ほとんどの学生さん達が持っているので、もはや必需品とも言えます。
個人で持っている方は良いのですが、家族と共有している方などは自分専用のものを用意するのがおすすめです。費用もかかるので事前に考えておくと良いでしょう。

引越しの場合は、住む場所の確保や家具家電の準備。

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県外など自宅から通えない距離の大学が決まった場合、引越しが伴います。
卒業や入学シーズンは不動産屋も引越し業者も込みますので、合格後は早めに行動していきましょう。
家具家電を揃えるのも費用の面や準備の面で負担が大きいので、ご家族の協力も予めお願いしておくとスムーズです。

奨学金の申請をする。

医学部はとにかく学費が大変です。
入学金や授料、生活費が6年分かかるだけでなく、上記のようにパソコンの購入や引越し、家具家電を揃えることも考えると、とても貯金だけで賄えないという方も多いでしょう。
お金を借りるためには学校の奨学金制度や日本学生支援機構、教育ローン等から選び、申請して審査を通さなければなりません。
合格前にも考えておくと良いでしょう。

大学の6年間の過ごし方を大まかにでも想像しておく。

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大学に入ったら自分はどんな6年間を過ごしていきたいのか・・・?
折角努力をして勝ち取った合格ですから、有意義な学生生活にしていきたいと考えている方は多いと思いますが、想像以上に遊ぶ時間が少ない医大生は、計画的に過ごしていかないとあっと言う間に学生生活が終わり勉強一色になってしまいます。
後悔しないためにも理想の6年間を想像し、絶対に学生生活でやっていきたいことをリストアップしておくことをおすすめします。

どんなサークルや部活動に入るのか検討しておく。

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よほど器用な方でない限り、あれもこれを叶えるのが難しい医学部生・・・
勉強以外の時間はアルバイトや恋愛、趣味や資格取得など、それぞれやりたいことの優先順位があると思います。
サークルも部活も、活動が盛んなところはかなりの時間を使うことになるので、どんなことをやりたいのか?本当にやりたいことなのか?考えてから入るようにしましょう。

勉強方法について検討しておく。

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医学部生になってからの勉強も、試験や実習に追われてとても大変です。
高校生が予備校に通うように、医学部生も学校の試験や国家試験対策として予備校に通う人も多いのです。
自分が入学後にどうやって勉強していく予定なのか、まだ分からない部分もあると思いますが、事前に予備校を検討しておくのも良いと思います。

生物の勉強をしておくのがおすすめです。

医学部入学後は化学と生物をよく学びます。
受験の際に物理を選択して頑張っていた方にとっては、入学後の生物の授業についていくのが大変との声もがあります。
生物の基本である細胞は治療法を考える上で役立ち、遺伝は遺伝子疾患という病気について学ぶ時に役立ちます。
入学後の授業で困らないよう、高校の教科書や入試問題に出る内容は勉強しておいて損はないです。

医学部生としての心の準備。

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これまでは参考書や問題集で勉強していましたが、ここから先は、生身の人間である患者さんから勉強させてもらうことが増えます。
講義で使われる写真も、解剖の授業も、病院での実習も、全て実際の患者さんのものだということを忘れずに、“勉強させていただく”という意識を持つことが大切です。
きっと医師になった後、患者さんとの向き合い方にも繋がるものがあると思います。

– まとめ

医学部受験予備校のMEDICPLUSGATEでは、オンライン授業で社会人の再受験を支えると同時に、医学部進学後にもきっと役立つ、覚えておくべき科目や学習計画の立て方についてもアドバイスしています。